2017/12/16
空模様に気持ちが左右されすぎてしまう
見るものに
冷たく湿った暗いままの空に
淋しさも
どうしようもない
形もなくどうしようもないものは
風に飛ばしてもらうの
贈り物のような日曜日
自転車で少し遠いところへ
Uggerby
川が海に流れ込むところ
どこか遠くから歩いてきた木?
立ち尽くした彼らの根っこはまだしっかり根付いていて
年老いているようにも少年のようにもみえる
温かさと冷たさを含んだグレイの砂は
枯れた草木、欠けた貝殻、乾いた海藻、石ころ、
全て抱いて
正午の光が蒼紫の影をつくる
ここでは美しさと淋しさはそう違わないよう
好きでここに来たのだから
きっと何か流れてくるから