Julefrokost

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2017/12/22

「Julefrokostも是非体験してみて!」
初めてデンマークでクリスマスを過ごすの、と言ったらデンマーク在住の友人がそう言ってたけど
“julefrokost”はいったい?何だかよくわかってなかった
訳したらクリスマスランチ。
日本でもあるようなちょっと素敵なランチの事かしら?
招待メールは夜の19:00スタートだったし?
Isager ファミリー(Isager company)のJulefrokostに仲間入りさせてもらった夜のこと
毎年恒例のスタッフ皆の集まる夕べ。つまり忘年会みたいな、総勢13人 長いテーブルでMarianneお手製のクリスマスメニューをいただく。それぞれisagerスタッフであり多彩なバックグラウンドを持つかっこいい人々。

ひとしきりお料理を堪能した後テーブルにはプレゼントの山がどさっと並ぶ。さぁて、とみんな真剣な顔つきになって来る。「割るといけないからお皿は下げてね!ほら、そこ!」しっかりワイングラスは手に持って、

Pakke-leg タイム。

大人の真剣なプレゼント合戦大会とでも言うのかな。大きな大きな包み、素敵なラッピング、手を抜かない用意周到さで並んだ美しいプレゼント(各自が2つずつ、間抜けで笑える&素敵な20krくらいのプレゼントを用意して来ること!が毎年の恒例らしく)サイコロを振りながら、6が出た人が山から包みを一つ手にしていく。やがて山がすっかりなくなあで。4つも5つも手にした人、0個の人。悔しい顔。これからが第2パートで今度はサイコロ振って6が出た人は、誰からでもプレゼントの包みを奪っていいというルール。リミットタイムが来ればおしまい。あれよあれよとプレゼントの配分が変わり、、、。タイムオーバーになったら、一人ずつ皆の前で包みを開けていくという進行。それを思いっきり真剣に遊ぶ。時には本当に素敵なプレゼントだったり。そうでなかったり。大人の年忘れ遊びかな。

次の週はTverstedskole 版Julefrokost

スタッフのほか、学校に工房構えてる人bookbinderのJens 、 Letterpress のSøren &Lene テキスタイルのBirgitte、織のBente、南アフリカに長く住んでたアーティストのInge,,,,弁護士のOle 、つまりこないだのクリスマスマーケット一緒に作った仲間たち、でもある。この日は一品持ち寄りで、それは豪華なブッフェスタイルになった。

クリスマスらしい料理の最高峰はクリスチャンの作ってきたblood sausage 「バイキング時代の、レシピだよ」牛の血、レーズンりんごなどをソーセージの形に詰めていて濃いワイン色をしてる。シナモンが効いてて濃厚でデザートみたいな。シナモンシュガーとりんごのピュレと、蜜をかけて食べるんだって。

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この日初めてゆっくり話せたIngeが「アトリエよかったら見る?」と食堂の目の前の彼女の部屋を案内してくれた。
普段はオールボーの美術館Kunstenでアート教室の仕事をしていて、フリーではアートプロジェクトを手掛けてるそう。「今はこの写真のプロジェクト、植物と人のテーマでドローイング。あとは今年からやりたいことを温めてるとこよ」夜の海みたいな静けさと草みたいな匂いのする人。少し皆と雰囲気が違ってる。「南アフリカで育ったの、その後イギリスに15年いて、。」
ここの一番の魅力は人に出逢えること。皆自分が創っていることについて語る力があること。
扉を開けばいいだけのこと

アルパカさんたち
夏よりぐんと大人になって

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