冬至

OLYMPUS DIGITAL CAMERAOLYMPUS DIGITAL CAMERA

2017/12/21

「明日は海辺に9:00集合ね」

Tverstedの冬至の日
日の出時刻8:59
日の入り15:35
朝8時半の空は奇跡的に?!光の予感を漂わせていたから
少し早めに自転車で海へ向かう
だあれもいない海辺
遠くに2匹の犬を連れた人影

やがてそろそろと皆が集まって気がつけば
夏に毎朝ここで泳いでた仲間たち
Skål for lys!!
光に乾杯、もちろんグラスが配られてsnaps
もう明日からはこれ以上日は短くならないの

そしてなにやらはじまるのは
ささやかな打ち上げ花火
 OLYMPUS DIGITAL CAMERA
OLYMPUS DIGITAL CAMERA

それからみんなでMarianneの家へ歩いて向かう
大きなテーブルにみんなで座って、ここでもsnaps
「毎年こうして祝うんだ、多い時は20人くらい、今年は少ない方だけど」
焼きたてのパンを持って来る人、豆のペースト、ヘラジカのミートボール、庭の鶏の卵スクランブルエッグ、自家製snaps,自家製レバーペースト、チーズ色々
「素晴らしいクリスマスマーケットだったわ!」
「さあ来年はいつから泳ぐ?」
徒然にワイワイ話しながら、(私は必死にデンマーク語を追いかけて)9人で朝ごはんを共にする

クリスマス以前の宇宙の営みに想いを寄せて皆で喜びを祝うこと
昔は夏至祭のように海辺で焚き火をしたそう
ここでは
光が人の暮らしと(気持ちに)密接に在ること
自分の外側に存在するものではなくて、抱かれている自分もその一部であること
それを皆が感じているからこそ、こうして大切に祝う日なのだと思う

柚子風呂、少し恋しいけれど
大地に抱かれ海を愛する人たちの祝い方、何よりも素敵だなぁと思う



 

Posted in NEWS, デンマーク便り
カテゴリー