Jeg er her stadig

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2018/8/13

ギャラリーのある建物には3つのフラットがあってその一つに今春から翻訳家のAndersが住んでいるたっぷりした体格で大きなサングラスをかけてる

「雨の日はAndersに乗せてもらえば?朝8時10分前にタオル持って立ってるだけでわかるから」

彼も朝の海浴の常連さん。聴覚が弱くて補助器具をつけていて運転中は話をしない、「エンジン音で何にも聴こえないんだよ、悪いね」と。それでも彼の周りはいつもほわっとした空気が漂う。

彼は、英語、スウェーデン語、フランス語、ドイツ語、、、からデンマーク語に翻訳してる。ジャンルは?「なんでもだよー本当に色々。小説はあんまり得意じゃないけど」いつも締め切りに追われているようで朝の海辺のsnapsの一杯も、平日は飲まないことが多い。娘さんが休暇で遊びに来るんだ、「そりゃぁ美しい娘だよ、写真見せたっけ?」と瞳がうるると緩んでる顔が忘れられない。なんだったか難関の大学院で学んでるとか。

そんなAndersに一冊の本を借りた。彼が訳した中で、一番読みやすいと思われるもの(小説)。原作はフランス語。”Jeg er her standing” タイトルは「私はまだここにいる」初めての、絵本でないデンマーク語の小説の読書です

bevist   “conscious”

mit eget indre landskab   “my own inner landscape”

主人公はもう7カ月意識を失ったままの女性、自らの内側を、世界を人々をどう受け止めてどう感じているかを綴る話、、、かな。

1日半ページ。

写真は朝の8時海辺の仲間たち、さっと海に入ってさっと出てさっと雑談、snapsで乾杯して、それぞれの夏の忙しい仕事に赴く。Andersもこの日は美しい娘さんと一緒に。

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