Bornholm teater

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2018/9/6

Bornholmにただいま

いくらクタクタでもバスに乗り遅れても
心配のいらない島、まだここは夏の空気が残っていました。
「シアター初日なの、3人分チケット取ってあるからね」
早めに夕食食べて、出かけましょ。
いつものようにプランは完璧に練ってあるから、足指の痛む人はそのままその船に乗ることにする。

RønneにあるRønneTeatorはデンマークの中で一番古いシアター、1823年。ミニチュアサイズの、でも格式ある劇場の佇まい。
8年くらいリーダーを務めてこの劇場の復興に尽くしたラースはこっちでもあっちでも
人々に引きとめられて、進むこともままならないくらい、でも嬉しそうなラース。
初日ということもあって
「今日はね、ほぼボンホルム島の文化人?が勢揃いしてるよ」
と2階席から人々を見渡す。「この座席も全部新しいものにリニューアルしたんだ。デンマークのテキスタイルを使ってね、クラシカルなデザインで文化財団からの支援を受けてね」

その日の演目はLIVE LIVET年老いた絵描きの父と寝たきりの母、そんな両親を日々サポートする娘と遠くに住む弟、その家族模様

女優さんのはっきりとした発音と身近なテーマということもあって、話が(全部でなくても)分かるだけで楽しい。デンマークでも親の介護がテーマになるとは少しびっくりなのでした。「そうよ、昔みたいな理想的なソーシャルサポートがどんどん削られているの、デンマークの現状よ」

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翌日は意を決して版画工房へたった1日半で何ができるかわからないけれど、 odenseのあの版画工房のインクの匂いを忘れぬうちに。

 

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