2019/8/26
Vikarbynに着いたのは20時少し前だった。青の時間。静けさの中に帰ってきた。
シリアン湖のほとりの小さな町。朝の湖へ、うっすら曖昧な記憶を頼りに歩き始めた。
そうそうこの家、この角、、
窓際の白いカーテンがふんわり風に吹かれて開かれたみたいに
見たことのある景色がそのままそこにあった。
翌日の朝もみずうみへ
だあれもいないからではなくて、それとは別の次元で静けさに満ちている、のは
きっとみずうみだから?
月を映すだけでなく
雲間から差し込む光も
それにつられて揺れる感情も
空想もほんとうの雲も
すべて映す
鏡みたい
それがほんとうとか空想とか
あまり問題ではないみたいに
海に佇むときとは違う
別の時間が流れてる、
静寂すぎて心臓の音が響くのが
遠くから聞こえてくるような
そんな気がする朝
気温12度
だから今ここにこれてよかったなぁと思う
少しだけ何かを取り戻してからここにこれて