2020-4-14
朝の散歩は桜咲くみずうみまで
くぐもった空の下で
いろんなものの輪郭が曖昧で
桜色のおかげで
世界が柔らかく感じられる
水に映る世界とこちら側を
鳥だけが軽やかに
行き来していて
世界が
個々人が
様々な難しさに直面している日々
stayhomeは得意なことだから、なんの問題もないのだけれど
水に映る世界だけを見てなんていられない
絵を描きはじめる間に こちらの側の世界が入り込んでくる
考えること、と感じることを
鳥の羽ばたきのように 軽やかに行き来できる
鍛えた筋肉がほしい