Havtorn

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2020/8/7

Danskplante

Havtorn

(Hippophae rhamnoides)
Sea buckthorn(シーバックソーン)

鮮烈だった
風吹く海辺の丘に
Havtornの茂み、茂み、茂み
灌木にはびっしり、オレンジ色の発光する実

柔らかな果実は指でつまむと
果汁がプシューっと溢れてくる
「まずはそのまま凍らせたらいいよ。そうしたら実がこうやってパラパラ、こそげば落ちてくるから」
Marieがそう教えてくれたんだっけ

早く味わってみたくて
急いでスケッチしてた、そんな想い出

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今頃もう色づいているのかな、完熟まではもう少しかしら

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植物と風景はどうしたって
切りはなせない
草が景色を創り
風(景)が草の姿をつくっている

切り離せないのに
白い紙にスケッチしている、と時々
もどかしくなる

風に、砂に 吹き付けられたオレンジ色
薄闇が訪れる前に燃えるように鮮やかになった瞬間

本当に描きたいのは
風に、砂に 吹き付けられたオレンジ色
薄闇が訪れる前に燃えるように鮮やかになった瞬間
あの景色の中にいた姿が私のHavtornだから

スケッチはその植物に少しでも近づくだけのもの

それでいて一番大切な時間でもあ

 

 

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