2020/8/15
ちょうど一週間前のこと
タイトル通りの夏の日草花を描く watercolor workshopを開催しました。
Morning sketch 午前の部と Afternoon sketchの午後の部
8月に入ってから直前まで様々な不安もありましたが
主催してくださった藤井繭子さんが尽力してくださり、細心の配慮のもとで気持ちよく開催することができました。
まずは感謝の気持ちでいっぱいです。
半分屋外のように開け放たれた窓、からは南アルプスの山々眺めながら
早朝散歩で摘んできた花を、会場いっぱいにして参加者の皆さんを迎えました
午前の部は仲良しの小学生ふたり
描きたい小さな花のブーケを持ってきてくれた中3のバレリーナの女の子
それから大人の女性が2人の合計5人
まずは描きたい花を選びます。
どんな風に描く?というよりどんな顔してる?茎はどう伸びてるかな、と鉛筆で姿を追いながら観察するじかん
早く絵の具を使いたいヨゥ、とムズムズしてる小学生の子の気配を感じながら
ほら、見て見て、ひげもあるでしょ、毛も生えてる、よ
この百合の花びらの反り返ってるの、どうやるの? と素朴なぎもん
それからは水彩へ、
さっきの鉛筆スケッチは横においておいて 水彩紙に絵筆で描きたい部分から 描いていきます
「なんか違うな〜、この黄色、もっとピンクがかった色なのに、、」と
何度もなんども根気よく百合の花の色を探っている子
試し塗りした紙切れにもいい色がたくさん生まれて
たった2時間半でできることは限られてしまうけれど
何よりも植物と向き合って、見えた姿を水彩で描き留める、、こと
植物を美しく描く、というよりも、『わたしが何を見つめてどんな姿を発見したか、』を楽しみながら瑞々しく描ければいい
水彩の面白さ、紙の上で自由に水がうごく、滲み、を楽しんでもらいたい
そんな思いでのワークショップ
何より皆さんの集中している様子が美しかったのでした。