A Lady red

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2020/11/27

真っ赤な大粒の苺を食べました
こんな冬景色の日に
なんだか幻の春を見てしまったような
甘い甘いstrawberry

“A Lady Red “

苺を食べたせいかな
本当は春の情景なのだけどこの詩が思い出されてくる

「丘では赤い身なりの婦人が
毎年秘密を守り続けます
野原では白い身なりの婦人が
穏やかに百合の中で眠ります」

“A Lady Red- amid the Hill
Her annual secret keeps!
A lady white ,within the Field
In placid Lilly sleeps!”

Emily Dickinson  

エミリーディッキンソン
この中島完訳はとてもいい

私たちの計り知れないところで
毎年の秘密はこんなにもたくさん
紅くなって実になって 土に還ってまた目覚めるものたち

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Little Bird という曲をここのところ
ずっと聴いている

“Maudie” しあわせの絵の具 愛を描くひと (映画)のエンデイング
Maudie本人が映る白黒フィルムと一緒にこの曲が流れてきた

“ Your heart sings like a kettle
And your words, they boil away
like a steam-
And a lie burns long while
the truth bites quick
And heart is built for both it seems ”

“Little Bird”
Lisa Hannigan

添えられてた字幕はこうでした
「ハートは激しく高鳴り 言葉は蒸気になる
うそはくすぶり続け 真実は一瞬で燃える
心はどっちも受け入れる、、、、、」
う〜ん日本語に訳すってむつかしい。
詩の要素はその言葉そのものであるのだから
一つの言語世界に広がる景色は単純に辞書の意味では置き換えられない
だからこそ、時に言葉をひょいとまたいでその向こうの景色を
その美しさをふわりと目の前に映し出して見せてくれる日本語の訳に出会うと
心が震えるのだなぁ

”You are lonely as a church
despite the queuing out your door
I am empty as a promise
no more ”

Little bird を聴きながら
小さな鳥を針金で作ってます。

集まったのでskogenのクリスマスマーケットへ
さぁ森へ帰る日
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