Sunday Magnolia

2021.3.14

Magnoliaとともに3.11の日を過ごした
少しだけこころつよかった
命のことを想う日

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10年目の、という節目なんて
大した意味もなく
自然界を見てもわかるように日々は、年月は、そのまま繋がっていて
変えていかなくてはいけない現実も 失くした人を想う気持ちも
みんな抱えてまた巡ってくる春だということ

マゼンダ色が少しうごく

次の朝は雪景色でした。大粒の雪平が舞う朝 あれよあれよと世界は白く包まれて、
それも一時間ほどでしょうか、ふわふわの雪は単調な雨音に変わり 雪白は大地に沈んでゆきました
そう、3月はこんなだったなあと。揺り戻されて、ひっぱたかれて 踊らされて
いつのまにか全てが目覚める

今朝は燦々とお日様が注ぐひ
目をやる度に彼女たちは、ほころび 脱ぎすて

 

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西陽が差し込むじかん
光を浴びて
息を吹きこまれたように
彼女たちは一気にひらく
まさに、お日様のnurishment.

“……There was nothing to worry about ,that the Sun had ways of reaching us wherever we were “
—— “Klara and the Sun“

どこかに佇む樹木から ある日切り取られて
もらわれて、運ばれて ここにたどり着いたモクレンの枝。
でもね、ちゃんとここにも どこにいたとしてもお日様が射し込んでくる
そのことに
彼女たちはほっとして、すごく喜んでいるよう。

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Posted in デンマーク便り, 空詩土にっき
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