Opening day

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2019/8/30
Aarsdale の朝
この夏幾つの場所に滞在したんだろう。毎週どこかに移動していた。ボンホルム島という小さな島の景色がここまで違うこと、こんなに豊かなこと実感できたのは、こうしてヤドカリみたいに移動してたからだ。
Aarsdaleという小さな海辺の町に移って4日目の朝、つまり昨日は展示会のオープニングだった。朝7時前に海へ下る。まだ温かな色が空に残っている時間。ここが一番美しいのではないかと思う。だあれもいない、と思ったらやっぱり先着は鳥さん

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こんなに心穏やかに初日の朝を迎えられるのは、本当に初めてのことかもしれない。箱いっぱいの額と描きかけの絵を持ってあちこち滞在場所を移動するのはなかなか骨の折れること、でもこの展示会1週間前に夢のようなここに来れたことは、奇跡みたいだった。
大きな作品を描く画家のJanが車でドーンと搬入を手伝ってくれたことも、自転車で毎日バスの時間なんて気にせず通えたことも、、、4回目のsvanekegaarden のみんながとても温かく迎えてくれたことも、、、みんな導かれたようにいろんな友人の助けを借りて。

いろーんなことが、こういうためにあったのかもしれないなぁと海に抱かれてるみたいな気持ちに一瞬でもなれたことは、、、、ミラクルだ。
静かなオープニング前の時間。
今朝出来立ての鳥さんを持って
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写真家のKirsten Kleinの展示と同時開催のオープニング。彼女はデンマークで一番知られた女性写真家ということもあって、ボンホルム島中から人があつまってきていた。白黒の写真、一言で言ってしまえばランドスケープなのだけれど、静寂さと木の葉の揺れる風の音が響いてきそう。何より自然への敬意を彼女と景色とのプライベートな関係を。

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Posted in デンマーク便り, 作品集, 空詩土にっき
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