2021/11/11
東京のgalley 一白さんでの展示会はじまりました
いいお天気に恵まれた初日、
駆けつけてくださったお客様と、嬉しい再会から始まって
笑顔溢れてす〜と力が抜けていくようでした
一白さん、開放感のあるエントランスを入ると
まずは吹き抜けのグレイのお部屋があります
こんなにダークグレイの壁はとても新鮮なこと、
図らずも今回の橙色の作品たち、流木の鳥たちが馴染んでくれています
隣の白いお部屋には大きな窓、そこからいい光が差し込んできます
木漏れ日がチラチラと踊る、明るい空間に
大きな画板に描きかけの水彩と日々のスケッチをたくさん広げました。
ひとつひとつ、手にとってみていただいて
植物の話、水彩の話、色々と
初日そして在廊日にと合わせて遠方から足を運んでくださった皆様、
本当にありがとうございました。
ぐるりと巡ってまたグレイのお部屋に
みなさんゆっくりと過ごしてくださっています。
草や花の絵を描くことは私にとって日々のありふれた日常で
植物と言葉を交わしているようなもの。ふとした表情を見つけては
はっとして、こちらの想いを重ねていく、そんなプライベートな行いです。
そうしてそこから受け取った何かを色に、線にのせていく、その道のりは果てしないのだけれど
ようやくたどり着いたところに
絵を見てくださる方々がいてくださること
ぐるりと繋がってやっと私は存在として成り立っているのかもしれないなあ
絵を通じて言葉を交わす、そのことは展示会の一番の贈り物かもしれないと、思うのでした。
そして今回は植物だけでなくて、初登場したルルのことを聞いてくださる方もたくさんいらっしゃって
もう、それで笑顔になってしまうのでした
ギャラリー一白さん
展示は11月17日(水)まで 11時〜18時
(最終日は17時まで)