
「ひゅるぶろむすたっ」と聴こえたら、それはエルダーフラワーのこと
北欧の夏至の頃の花というから、
そろそろ季節も終わり
今では小さな緑の結実がたくさんつけています。
クリーム色の小花の群れに満たされた木を
教会の庭や街のあちこちで、海辺の道でもどこにでも
みかけました。
ハニーサックルとは少し違う音域の甘い香りは
すこし柑橘系を漂わせていて
白い金平糖の花が手のひらに
まな板に、
辺り一面に
散りばめられるだけで、
ちょっとやさしいい気分になる。
王道のエルダーフラワーシロップを
なおさんの指導のもと。
砂糖sukkerと水vandでシロップを用意して
無農薬のレモンekologisk citoronの輪切りをいれて
花にじゅっとかける。
それだけ
「エルダーシロップをつくったよ!」
といって炭酸水で割ってデンマーク人にもてなすと
おお!とそうかそうかと少し目をほそめて
甘い記憶を辿っているような嬉しそうな表情がかえってくる
みんなの愛する季節の花のシロップ、
おばあちゃんがいつもつくってくれた季節の飲み物
白く香るエルダーは昔もいまも変わらず咲き続けているけど
実際に手を伸ばして花を摘んで
キッチンに香りを満たしてつくるひとは
だんだん少なくなっているのかもしれないなぁ
冷蔵庫には市販のエルダーシロップのドリンクが必ず入っていたりするから。
できあがり。
緑茶を愛するLarsはそこへ少しのエルダーフラワーをいれてみたり、
「花を逆さに持って
パンケーキ種にぽとっとつけてそのまま焼く」たりもするそう
いまは米粒ほどのみどり色の実りが
夏の日差しを浴びて
ワイン色に、熟すまで
秋には秋の愉しみもあるから


