BornholmからSvanholmへ
デンマークのエコビレッジのひとつスヴァンホルムへ来ています。
エコロジーでシェアリングの村。
遠い国の話しではなく
ここに生きる人々とその暮らしをすこしづつ。
一面に草と丘と空。
‘Svanholm Gods’というバス停で下りると
そこで出迎えてくれたのは
穏やかなトーンの優しい目をしている男性。
「自給自足系farmer 、大柄なデンマーク人」とは違った印象の
Morgensさん。
それだけで最初の緊張がすこしほぐれた。
「エコロジーという理念のもと、農業とエネルギーを自給しながら
衣食住のシェアリングを実践しているコミュニティ」
ここ、スバンホルムはデンマークのエコビレッジの中でも
いちばん歴史も長く、組織的に成功しているとか。
「スヴァンホルムへ行ってくる」というと
「へぇ、」とか「ぼくも若い頃見学に行ったことがある」とか
ボンホルム友人たちのほとんどがその存在をしっていたっけ。
そびえたつれんが造りの建物は270年前は豪農のお屋敷。
敷地内をあるきながら ここのコミュニティの基本ガイダンスをしてくれた。

大人と子供あわせて約120人ほどがここで共同生活をしていて
外に働きにでる人と敷地内で酪農や建築の仕事をする人
それぞれのスタイルで仕事をもちつつ、
収入の40パーセントを皆のお財布へ入れるというルールがあって
経済的に成り立っているという。
オーガニックfarmとしてひとつの会社みたいに
ミルクや野菜の生産がここの大きな収入の一部になっている。
「スヴァンホルムは35年前にスタートしたんだ。僕はその1年半後に此処に来たから
もう、あれこれ32年になるよ」
若き頃の写真を指差していう。
長老みたいな風貌の男性の写真があったけど、
「村長」みたいなコミュニティの代表という立場の人はいないそう。
定期的なミーティングで
生活についての様々なことを話し合って決めている。
幼稚園、トマトのハウスのstrawberry の畑を抜けて
立ち並ぶ紅い倉庫のいちばん奥の、牛舎へ。
「いまは家族でバケーションにでている人が多くてね,いつもより静かだけど
牛たちには休みなしだから」
牛の息にまみれながら
若い男性がひとり黙々と搾乳の作業していた。
「僕も15年間は酪農部門にいてね、」
と少し思い出したようにMorgensさん
出産を迎えるお腹のはった牛に
うまれて間もない子牛たちに声をかける様子が十分にそれを感じさせた。
さてさて、ゲストワーカーとしてここに滞在するわたしは何部に所属?
「僕と同じビルディングチームだよ」
仕事はいろいろだけど、建物の修繕、やペンキ塗りってところかなぁ。」
朝8時にミーティングをするから、まぁきてみて、明日から。」
そして次の日は
初仕事。



