200歳の扉

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朝8時オフィスに集合、打ち合わせからはじまった次の朝

メインのスタッフはモース、イェスパー(オーバーオールのイェスパーと呼びましょ)

他の人々はただいま夏休み中。

ゲストワーカーは5人。

隣りの部屋には作業用の靴と、ズボンと上着もずらりとそろっていて

まずそこでだぶだぶズボンと、

合う靴をさがして 着替える。

さて、

ビルディングチームの初仕事は、、、

270年前にたてられた重厚な建物には中央を通り抜けるゲートのような通路があって

そこに扉が15枚。4メートル程の大扉が2ヶ所

まるでゴースト屋敷の扉みたいに

蜘蛛の巣やらほこりがかぶさっているから

ブラシで掃除して、からぶきして

亜麻仁オイルを塗り、一時間後に乾いたふきんで拭き取る作業

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20歳の韓国の女の子ジスーといっしょに

 (いまは大学でフランス文学専攻している彼女、大きな黒めがねのタフガール。

  ほっほっほっほっほっと いとこの叔母さんみたいにおおらかに笑う。

  韓国にもこういうエコビレッジをつくりたいという夢がある。)

鼻歌まじえて映画の話しながらひたすらに木の扉と向き合う時間。

「スーパーの扉磨くより、なんかずっといいよね。」

「270年前の扉だよ」

といいながら手にも服にもリンオイルの香り。

スバンホルムの人々が通りがけに

「おお、いいね、」「ドアが輝いているよ,ドアが」

と声をかけてくれたりする。

「僕も若い頃にさ、ここを磨く仕事をしていたよ。いい匂いだよね」

といつも黒い犬連れているぷっくりお腹のおじいさんがいう。

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一日半たって

ウプサラ大学の講堂みたいに
威厳のあるつややかさをとりもどした扉たち。
初仕事、達成感いっぱい。
デイジー畑の芝生で休憩。
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