東側の胡桃の木々が伐られて 空が大きくなりました。
毎日天窓から見ていた胡桃の木立の 粗野な鹿の角みたいなシルエットが
ばっさりと音をたてて消えてしまったのでした。
明るくなってうれしいのかさみしいのか。
春の雨,はるのつち はるのひかり。
雪の塊はところどころに
地面にちらばる浮き雲みたいに
林の日陰に残っているだけになりました。
庭には
スノードロップとクリスマスローズとクロッカス
成熟してはちきれそうにふくらんだ白いほっぺが美しい。
明日も雨らしいから、いくつか摘んで眺める。
お顔がひとつひとつ、眉毛の太さもいろいろ
このひとこんな顔とおもっていたけど
よおくみつめたら へぇ〜(こんなつくりになっていたんだ)って、おもう
人と同じですね。

雨音ひびく土の下で そわそわ動き出す球根たち
そろそろ
蒼いスキラ登場かな。

