雪の日に

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雪の日に

 

雪がはげしくふりつづける

雪の白さをこらえながら

 

欺きやすい 雪の白さ

誰もが信じる 雪の白さ

信じられている雪はせつない

 

どこに純白な心などあろう

どこに汚れぬ雪などあろう

…………………

雪は汚れぬものとして

いつまでも白いものとして

空の高みに生まれたのだ

その悲しみをどうふらそう

………

純白を花びらのように

かさねていって

あとからあとからかさねていって

雪の汚れをかくすのだ

………….

吉野弘詩集より

 

詩がつづきます。

誕生日に詩集を贈られたのですから

毎日一遍の詩を選んでみたりしています。

初めて読んだときに じんと響いたから

雪が舞う日にとっておいたのに

それなのに おかしいな

今日の雪を見上げれば

ふわりふわり

柔らかに愉しそうに

幾千もの雪片は小さな雲の子みたいに 舞い踊り落ちてきて

悲しみがみあたりません。

合間に鳥のさえずりもあったりして

せつないこの雪の詩は また別の日にとっておこう。

日々感受性は移ろうのです。

 

甥っ子たちが来て 寒餅つき 誕生日とイベントがつづいた最後の日

デンマーク人のThitが友人と一緒に訪ねてきてくれました。

その日の朝から 4歳の甥っ子はデンマークのコインを握りしめ

「たのしみたのしみ、デンマークの女の子、、」なんて唄っていたのに

着物姿のThitが到着すると

緊張かしら、極度の人見知りかしら

動けなくなってそれから隠れてしまったね

ようやく戸の向こうから

ぐりとぐらのかるたを握りしめて でてきてくれたけれど

皆のようにうまくかるたをとれなくて くやしくなって

小動物みたいに身体をふるわせて泣いていた。

いつもの天井破りの泣き声を一所懸命こらえてたこと

「さっきはるちゃんがまんしてたね、」というと

「うん、おれがまんしてた」とちょっとにやっとした。

 

 

スクリーンショット(2015-02-18 20.50.46)

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ロベールクートラス 

松濤美術館

 

「ロベール・クートラス展 夜を包む色彩」みてきました。

本物を目にするのははじめてで

期待してでかけて そしてそれは期待以上でした。

たくさんの 小さな画に向き合って

背を丸めて夜な夜な彼が創った世界と 質感とをじっとみつめてかえってきました。

2月はいい展示に出逢いました。

感じること味わいながら

一緒に巡ってくれた友人にも感謝!

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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