友人の陶芸家の師匠、ボンホルムの陶芸家ハンスの家に招かれた。
招かれる前からずっと友人から聞いていた彼の
暮らしぶりと作品が心に広がって見に行きたくって、やっと念願叶う。
その日は風の強い曇りの朝
13:00にはギャラリーの鍵を開けなくちゃという私の予定に合わせてランチに集まることになっていたのに
なかなかたどり着けない
雨 たす風たすサドルの高い自転車たす空腹たすアップヒル
穀物畑一面にbygの実りの海を一人泳ぐみたいな気持ちになる
友人が途中まで来て手を振ってくれていた。
遅れてついたらもうキッチンはいい匂いに満たされていた
大きな木のカウンターにはただ使い込まれたというのでなく
ひとつひとつの道具がチェスの駒みたいに意味と役割を持ってそこにあるという佇まい
人参サラダ
畑のグリーンサラダ レモンとシェリービネガーと採れたてニンニク風味
ハーブの花のパスタ
大工さんが置いていったフムスとパン
アボガドマリネ
もう時間が迫ってきていて
お喋りよりもみんなのフォークの音がリズミカルに響く
ニコニコ幸せを食べる
朝の食卓は
「ナッツをそれ用と決まってるナイフでスライスすることから始まるの、
それからオートミールと合わせてオーブントースターへ、、、
毎日必ず最初から丁寧に」といっていた。
何百回と繰り返されていくうちに
ひとつひとつの行為の順序は
何か美しい仕組みを生んだりするのかもしれない
この日はもう時間がなくなって
次回に畑仕事と見学に来たいと伝えてギャラリーまで送ってもらったのでした

