Chiristiane Löhr 「宙を包む」
ちょっと早いけど自分へのクリスマスプレゼント
この夏 ヴァンジ美術館で展示会を見に行ったと友人が話してくれるのを聴きながら
あ、この女性の作品ってもしかして、、と 記憶がうかびあがる
デンマークホイスコーレに留学していた四年前
学期末の旅行で訪れたポーランドの(どこかの町の)Modernmuseumの部屋の一角に
ナズナ草でできた精巧なドーム、草のアーチ、種やら 実でつくったちいさなちいさな立体作品
しばらくその場から動けなくなって
館内ガイドと一緒にまわるはずだったのに
独りですぐその部屋に戻ってきたこと
それを見つめていた時間を おもいだした。
「彼女の作品集がとってもよかった!」とその友人が教えてくれたから
夜中にふと検索してみる。
そして今日届くの巻
作り上げたちいさき植物の建築物といったらいいのか
彼女がそこまでたどり着くまでの
採集から設計、建設、、、とそのすべてのプロセスで
意志と繊細さを指先にあつめて創られたであろう
あの
神聖さが宿ったちいさな建築物
構成する部品はすべて自然界の種や草から成り立っているのだけど
彼女によって精巧に組み替えられた秩序は
壊れやすく心地よく完璧で
たとえもしこれを自然の野原に置いたとしても
その完璧さが崩されることはないのかもしれないと思わせる、、、
ただシンプルに枝が宙に描くラインを追う ドローイング
此処数日、アトリエの棚制作をしていておもったことは
立体を組み立てるときに 求められる精巧さは
平面をなで回しているとは全く違うのだ、、、、ということ
脳の中に寝そべったままの感覚を
懸命に立ち上がらせようと
何の足しにもならないのに
首を横に曲げたりしながら 設計図らしきものを書く頭の発熱。
目指せフラッシュ構造の棚
写真はそのポーランドにいったとき
ヤドリギが至る所に 宿りすぎている光景


