八ヶ岳に戻れば
まだ空気は冷たくて
ゆっくりゆっくりの各駅停車の春にほっとする。
あれもこれもそんなに急いで咲かずでも
いいでしょうに。
蕗の薹はすっかり背丈ものびてしまっていました。
ふきみそもまだつくっていなかったのに
もう花が八方見上げて得意げにわらっているようです。
カンゾウはまだ地面3cmのところ
だるまさんがころんだの
「だ」でとまったまま
きっと、明日は暖かいそうだから
恐れることなくとととととっと伸びることでしょう。
それを待っている人間のわたし。
たぶん、鹿さんたちも。
甥子たちと森の散歩にもいきました。
木の肌がうつくしいと目を奪われている大人
こびとさんは宝物探しと
宝物流し、に夢中になっていました。
ありそうでなさそな話しを一緒にしながら歩く
そんなことあるはずない、なんて
おおきな人が勝手に思い込んでいるだけで
いろんなことが本当かもしれないなぁとおもう。
ハート形の石
だれが置いていったのかしら?
鹿さんがね、夜に集まって
明日の朝ご飯について、相談しているの。
一瞬、こびとに戻った気持ち。
兎さんといっしょに


