花の夢を見た
見たこともないその花は
少しうつむいて咲いていて
ぼくはそのあいだを
ゆうらりゆうらりと
泳いでいた
水草でもなく
貝でもなく
あれはたしかに本当の花だったと想う
「どうして魚が花の夢を見るのですか?」
と聞かれます。
それはね、すらすらとこたえるのは難しく
ただいえるのは
水(水瓶座だから?水彩画家だから?)に触れることの多い日々から
魚がふと泳ぎでてきたこと
彼は一生水の中に暮らしていて
まだ見たこともない、これからもきっとみることもない
地上の花を夢見ていること
そんな気持ちでいた夏の終わりのこと
花の香りまで嗅げるかのように
ゆめみるこの魚の目は
哀しそうにも
ただの寝ぼけ顔にもみえたりします。
人それぞれ。
どうぞ絵の前で魚の本当の気持ちを思い浮かべてあげてください
ちなみにこの絵はカレンダーの2月です。水瓶座と魚座の方へ。
My Place
どこか遠くへいきたい蝸牛
花を夢見る魚
考えずにはいられない亀
「今まで生きてきた時間とこれから生きて行く時間の
いったいどちらがながいのかしら」
居場所はきっとここなんです


