そして次の朝 彼女と小さな青い車にのってコペンから少し北Klampenborgの森へでかけた。

Ordrupgaard museum, 実はここも2度目だった。
2年前は電車とバスを乗り継いで やれやれやっとたどり着いた〜森の中の美術館
という印象だったけど今回は
街を抜けて郊外へ、、、、とコペンハーゲンからの道程を助手席で彼女の解説を聞きながら満喫した。
辺りは森 deer bakken のちょうど入り口あたりに位置していて小さな湖が点在してたり
キノコやベリーやウサギや鹿、たくさんいそうだなぁ そんな森。
自然好きのカップルが冬晴れの散策をしていた。
「昔ね、この近くにfarmをもっていたの、今はもう手放しちゃったけどね,子供たちはみんなそこで大きくなったのよ。」
大学で教えながら、農場をもって野菜をつくっていたのだって。
ちなみに息子さんはお医者さん,2人の娘さんはオペラ歌手、と経営コンサルタント、
でもみんな自然好きで、料理好きで、そしてアートが好き。
今回の企画展はHelene Schjerfbeck、フィンランドの代表する女性画家だった。
色とりどりのでも大人っぽい色合わせのエッグチェアがた〜くさん、
と料理が運ばれて白ワインで乾杯、という前にAnnieはすたすたと椅子の方へ。

「今のうちに日が差し込んでいるうちにあの椅子で写真を撮らなくっちゃ!日が陰ると暗くなっちゃうか
ら。」
あ,じゃあとります,! 「そう?Tak!ありがとう」
「どの椅子に座るとアングルがいいかしらね,」とひとしきり考えて
それから急にエレガントに足をそろえてポーズをとった。
サーモンのマリネサラダ。久しぶりにおいしいランチをいただく。何よりも一緒に食べる友人がいて、素敵な盛りつけの一皿を楽しんだ。さて,展示はフィンランドの女性画家。


フリーダカーロの名前が出てくるのはきっと、彼女の生い立ちによる。
元々極度の病弱だった上に4歳のときに大けがをして以来 体の不調が生涯彼女につきまとった。
でもそれを含めて彼女の人生、幼少から才能を発揮していたにもかかわらず田舎に移り住み、
母の介護をしながらひっそりと、孤独に絵を描く。
彼女のキャンバスには静けさと、内面に立ち向かう強さがあった。
動けないから、毎日同じものに囲まれて、同じ景色を見ているから、繰り返しとらえようとするから
だからこそ描けるもの、がそこにあって
深く、表面の描写から一枚,一枚、もっとその内側へ、
そこにあるstill life.を描こうともがいていく過程が感じられた。
リンゴの周りの空気や前に立たずむ女性の内面を 自分の内側の気持ちの揺れや遮断やとまどいと
絵の具にときながら、色で表現していく。
また、絵って、すごいものだなと感じさせられた。


