高原ロッジ Exhibition in Yatsugatake

 

IMG_8627

2018/11/6

雨が滴る八ヶ岳
高原ロッジでの展示会が始まりました
ここは標高1500mですから
もうすっかり冬不景色かしら、とおもったら
カラマツの並木に
最後の葉がまだ残っていて
降り積もった針葉の柿色と
霧の立ち込める乳白色
晩秋の色と匂い

IMG_8572

君の声が聴こえた朝
乾いた黄金みたいに
軽やかに響く音色で
さらさら舞う木の葉に
ぴったりの声で

霧の朝にはもう聴こえない
きっと
君はだれかの隣にいるんだね
耳を澄ませても
雨の音だけ
黄色い木の葉と僕と
どこかにいるきみ

 

 

IMG_8617

IMG_8610

イサベルと
クリスチャンのアイスランド馬の版画も

 

何にもないカラマツの並木の一本道を
車で走り抜けるだけで
どこか別の世界へ抜け出たような
気持ちになる不思議な場所です
からりと晴れていても
霧の中でも
冬景色になっても

展示は11/26まで
高原ロッジホテルの入り口を入って
奥の奥のレストラン花暦の横スペースです

休館日11/20、21、22
11/10,17,24の午後在廊しています

 

Illustration works

IMG_8559

2018/11/2

光溢れる11月の朝でした
宅急便屋さんが庭の前を駆け足で運んでくる姿を見て
待っていた私たちは”きたー!”とおもわず声をあげたの
はるばるデンマークから日本へ、八ヶ岳まで届いたもの

”Tolv Trøjer fra Tversted” by Marianne Isager
マリアンヌの新しいニットデザインの本
“Twelve knitted sweaters from Tversted”
毎夏滞在しているTverstedがタイトルに
12ヶ月の季節ごとに マリアンヌがデザインした12つのセーター
その12ヶ月の挿絵を私が担当したもの

マリアンヌ自身もはるばるデンマークから来日中で、
そしてちょうどここ、八ヶ岳の我が家で一緒に朝食をとろうとしている最中のことでした。
ドキドキしながら荷をほどく私
「私だって、今日初めてなのよ!」と目を輝かせてるマリアンヌ
覗き込むNels, それぞれ真剣な眼差しで無言になって本を手に取る
そして次の瞬間には満面の笑みでgreat!と皆の目が合って
Tillykke!とコーヒーで乾杯したのでした。
ホッとして椅子に倒れこみそうになる私、、、、

ページを開いておもわず笑みがこぼれるのは朝の海浴の光景の写真です。
あの毎朝のTverstedの海で出会った暖かな友人たち、そのつながりが
この本を作る上でどんなに支えてくれたか、と綴るマリアンヌの言葉
そして本編の12ヶ月は
見開きでMarianneの綴った詩が左に、右に挿絵
ページをめくるとセーターを身につけた美しいモデル、Agatheの写真
そして原寸大のスウォッチと編み図のレシピ、、、と
編み物の本であるけれど、季節の便りを読むように感じられる本です。

絵とセータの色合い、例えば表紙にもなっている7月の
モデルさんがもたれかかる樹木の木肌とセーターの細部のモチーフとが
絶妙に調和していて
ただただ眺め入ってしまうのでした

今まで空詩土カレンダーを見てくださっている方は
あ〜懐かしいあの時の、と思い出してくださるかな
いくつかの挿絵は今までのカレンダーの中から選んだものです。
あの日の撮影の光景がフーッと蘇ってきて

初めてのデンマークでのイラストのお仕事が
大好きで心から尊敬するマリアンヌの本であること
本当に幸せだなぁと思う
ありがとう〜とみんなに感謝する夜です。

少しずつ本の紹介していきたいと思います。
とりあえずご報告まで
本は購入可能です。英語版一冊2900円(+税)

IMG_8565IMG_8566 IMG_8568

2019カレンダーができました

IMG_8388

2018/10/24

お待たせしていました
空詩土カレンダー2019が出来上がりました

詳細、お申し込みは
カレンダーページ

2019年も鳥さんからはじまります。マグノリアと鳥
今年描いた新作の絵と版画も入っています

IMG_8425
久しぶりに針金で 手を動かす

一本道で出会ってしまった二人の鹿さん
ノイバラの実と棘と

IMG_8425

今年はバラの実が豊作のよう

秋のお知らせ

IMG_8197

2019/9/29

なんの迷いもなく
実も草も葉っぱも
紅く色づく
一雨ごとに
八ヶ岳の秋はこんなだったなぁ
ついていきたい
堅実な胡桃もドングりも
野葡萄もバラの実も
それぞれの柔らかさで

色づくものたちを眺めて
同じように
ちいさな感情に色を載せてみたりして

カレンダーを製作しています
いつもの仕様で12枚組
予約も受け付けています
ご希望の方は確実にお取り置きできますので
取り扱いお店もしくはこちらまで
kazuyosora●gmail.com
できましたら詳細ご案内いたします。
10月中頃には並ぶ予定です

封筒hpm3

 

そして秋の展示は

11月に八ヶ岳高原ロッジにて
こちらもお知らせです

高原ロッジhp2

 

 

 

Baggesvogn

OLYMPUS DIGITAL CAMERA

OLYMPUS DIGITAL CAMERA

2018/9/24

デンマーク便り

黄色い家での一日
その日は夏を思い出すような青空で

朝の海浴でも今日はみんな満面の笑み、夏のようだね、
Vises senere i Baggesvognで
じゃぁあとで!
それでもいつもよりみんな、そそくさと別れた

今日は撮影の日
美しい黄色い邸宅Baggesvognにて
OleとBirgitteの家
正確にはマナーハウス、歴史を遡って1454年に歴史にその名が、今の黄色い建物は1744年に建てられたものだとか
各部屋はまるで美術館のように
壁色は各部屋配色されて絵画や家具や工芸品が溢れている。

差し込む光、まるでhammershøiの絵のままに
これは本物だなぁと、

OLYMPUS DIGITAL CAMERA
OLYMPUS DIGITAL CAMERA

新しいMarianneの本のため今日は12種類のデザインのニットを撮影する
モデルさんははるばるメキシコからこの日のために帰国した美しいAgathe
写真家はMik
スタイリストはSøren 彼は王室や女優さんなど担当する著名なスタイリストだとか
彼も朝の海浴のメンバーでもある
そしてMarianneの 4人の撮影隊
そこへ翻訳家のAndersと私はランチのサンドイッチを持ってお昼に到着
Birgitteが私たちも招待してくれたのでした

新しいMariannneの本は私にとっても特別な本になりそう
27年前にMarianneが初めて作った本”Året Rundt”
12ヶ月の季節ごとに白黒の版画の挿絵とマリアンヌの詩とニットデザインが展開する
”この本の復刻を、ていう声が多くてね、でももうこの通りに作ることはしたくないの、
今の作りたい色とデザインで新しいもので作り直したいから、
とマリアンヌが話していたのはちょうど去年の夏だったかな、
それでねあなたの絵と一緒にやってみたいと思っているのよ、と

そんなわけで12ヶ月の挿絵を担当することになった
Marianneが選んでくれた絵(主に今までのカレンダーの中から)
とニットのデザイン、色と言葉とレシピと
美しいこの家で撮影された美しいモデルさんの写真と

今日は黄色い家Baggesvognのスケッチをしに来たのよね、と紹介してもらったのに
ランチの後はすっかり
スケッチブック片手に撮影の様子をそっと眺めてばかりいたのでした
美しいのですもの

 

OLYMPUS DIGITAL CAMERA OLYMPUS DIGITAL CAMERA OLYMPUS DIGITAL CAMERA OLYMPUS DIGITAL CAMERA
、、、
帰国2日前のこと

新しい本はおそらく、、この秋に出版される予定です
そして来年度のカレンダーもただいま製作中です。

 

 

 

カテゴリー