Spring Exhibition

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2021/4/18

春の展示会のお知らせ

2年ぶりの阪急うめだ本店美術画廊にて個展を開催します。
2021年5月26日(水)〜6月1日(火)まで

2020年、何もかもがいつもと違う日々の中で
いつもと変わらず 芽吹き、茂り、蕾は膨らみ花を咲かせ、葉を揺らし色づき、、
励ましてくれたのは八ヶ岳の草花たちでした
遠い景色を思いながら 野草たちを、庭の花を
日々のスケッチを重ねること、心を交わすこと、
それがあったから日常を保てていたような気がします

ずっとずっと前のこと
全てに、(特に人という存在に)向き合うことが難しかった頃
ハーブを育てること、植物のそばにいることが唯一、自分の居場所のように感じて
そうして彼らの姿を描きはじめた頃のことを、思い出したりもしました
じーっと対象を見つめて描くことが 何よりその相手と近しくなれる、
シンプルに心を交わす方法なのかもしれないと
気がついてただ誰のためでもなく描いていた時のこと

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春の章

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2021/4/5

曇りの朝に湖へ

今年の、今朝の桜を美しいと眺めている
その瞳の奥でいつの間にかあの日の桜も浮かんでくる

友人と見上げた桜
泣きそうなのににっこり笑って眺めた桜
冷たい風と生温い風の日と
その日の心模様のようなものまで

美しいなぁと感じる心の内側に
記憶の層があるとしたら
桜はそこを
自在に行き来させてくれる柔らかな何かがあるのだろうか

さむいさむい朝でした
4月の初めはそう
こんなだったのかもしれない
白い辛夷はてらりと薄茶色にうなだれて
背を伸ばしすぎたクリスマスローズも山芍薬の蕾も
不意に冷たい霜に抱え込まれて ただ固まっている、というような
そんな冷たい朝に
なんだか心のどこかでほっとしている、

春の隙間よ、 ねぇもう少しここに、立ち止まっていたい

“ここではふじざくらの小さな花が咲く。
それはようやく芽吹きはじめたから松の丘陵を、点々とかがるように白く咲くのである、、、、、
近づいてみるとから松のまだ短い針葉の緑は粉のように触れれば手につくかと思われるこまやかさである
ふじさくらの小さい花は、ほんの少し紅がかった仄かな言いようのない色合いで咲く。
林の中にいると、この二つの色はお互いに何かを言い交わしているような、色と色の行き交いがあり、吐息とも思われて
春が音ずれるとはこのような息づかいの音なのだと。そしてその音色というものが春の色なのだ、”

”目に見えぬ音色から、目にあざやかな色に移っていく時間が感じられ、
視る緑も、うす紅も、まだミドリ、ピンクという色名で言ってしまってはもったいないような、色合いと言いたい色である”
篠田桃紅 ”桃紅”春の章より

春が訪れるたびに読み返したくなる一節、
また明日、木々の芽吹きに目を澄ませてみよう、思う
さむい朝には目に見えぬ音色がまだ漂っているはず

 

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一筆箋

 

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一筆箋を作りました

1セットに2柄各10枚入っています 価格550円(税込)

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a. bird

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b. butterfly

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c.赤い実と草

蓼科ハーバルノートシンプルズ

リゾナーレ八ヶ岳natur

東京gallery 一白などで
取り扱っていただいています。
遠方の方、ご希望の方にはメールにて発送もいたします。 kazuyosora●gmail.com
スマートレターにて発送180円
お支払いは郵便振替もしくはpaypalとなります

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春の何番地?

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2021.3.24

gallery 一白での展示会 春 はる ハル展は無事に終了いたしました。
足を運んでいただきました皆様 ありがとうございました。
桜の便りあちこちから聞こえてきますが 八ヶ岳のこの辺りは辛夷の蕾がふくふくと膨らむ頃
もうすぐかな もうすぐだね、

春ですね と何度も口にするのこの季節
一言に春といっても
いったい春のどの辺りにいるの?
春に番地があったとしたら
わたしの春はクロッカス通りを過ぎてそろそろ辛夷通り
あと二つ三つゆっくり角を曲がったら その向こうにはきっと桜通りが待ってるはず

 

さて次の個展は初夏の大阪にて予定しております

 

 

 

 

春 はる ハル展

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2021-3-20

春 はる ハル展はじまっています
ガラスや陶器、針金の作家さんと お花のアレンジと 春らしい顔ぶれにて
gallery一白さんは今年1月にオープンしたギャラリーです。
お庭の桜も待っていてくれたかのように 咲きはじめて、、、大盛況ではじまったそうです

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春の絵6点と版画を届けました。
スノードロップ、すみれさん、 シラーシビリカ、、クリスマスローズ
立春の頃、春を想って描いていたら
ほんものの春がすぐ後ろにいるのを感じて
そうして今はすっぽりその中にいる
しんらいできる、とはこういうこと

風が吹いても 冷たい霜の朝が戻ってきても
もう春の中にいるのだから
大地がむくむく緑を生み出していくのをただ眺める
前にすすまめなくたって 大地の上に立っていれば
みんな春へ滑り込んでいる不思議

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展示は24日まで

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