- 木の実落つる
- 月夜の約束
- 雨粒の小道
空からぽつっと 最初の雨粒 落ちてきたとき きみの隣を歩いていた ぼく ぽつんぽてん 音の粒がきみのしっぽにも 草の上にもこだまして いくつもの雨粒が ぼくらの瞳のあいだを滴り落ちたね あの日の雨粒 おぼえているかしら
- いちばんちいさな海
なみだはにんげんのつくることのできるいちばんちいさな海です 寺山修司
- きりんの夢
大きくなったら ピアニストになる、みたいに きりんになれると信じていた女の子 いまは立派な家具職人になって ときどきショパンを弾いています きりんになりたかったのにな と想いながら
- 月夜の約束
大事な約束 守った貴方も 守れなかったわたしも あれはほんとに 約束だったのかしら、と 月夜に想う
- 風に吹かれに 120mm×120mm
こんな風の強い日にでかけるのは 風に向かって歩きたいから 追い風にやすやすと 背中を押されるより 足を踏ん張って 頬に風を浴びたら 勇気がわいてくる気がして ちょっとそこまで 風に吹かれてきます
- 月のみずうみ 120mm×120mm
You would never sink in the lake of the moon for sure Lithuania
- 機嫌の良い散歩 120mm×120mm
きょうくらい 機嫌の良い 散歩をしよう
- anemone
- ekkodalen forår 110mm×230mm