Leneの授業。


去年と違って今年は雪が積もっていない,雪に包まれた八ヶ岳のほうがよっぽど北国だなぁとおもいながら

朝6時半、まだとっぷりと空は暗く細身のお月様が浮かんでいるけれど

ぐんぐんつぼみを膨らませた窓辺のヒヤシンスが、香ってくれる。

 

 

陶芸やガラス、新しいことはじめて見たいなと心が揺ものの去年と同じart classを選んだ。

なぜっていったらやっぱりLeneのクラスをまたとりたいな、とおもったからだ。

最初のプロジェクトは3週間、アブストラクト、抽象画へのプロセス。

目の前の草花をスケッチして絵にしていく普段の自分のスタイルから離れてみるのもときにはたのしい。

絵というものは決して目に見えたものをただそのとおり写し取ろうとするのではない

見えたものがどうしてじぶんに語りかけてくるのか?

それを自分はどう見る人に語りたいのか? 画面の上であたらしいstoryをつくる。

それが絵のすべてなのよ〜と熱く語らうLene.

まずは目に見えるものを,◀ □ ● の単純なかたちでとらえるレッスン。

窓から見える学校の庭をいつものようにスケッチして,それからどんどんそれを図形的にシンプル化していく。

あまりにもシンプルになりすぎるにつれ、なんだか味気ない気がしてしまうけれど

そこをぐっと我慢して単純化してみる。

そうするとふいと自分の見た景色から抜け出せる瞬間がきて、

白い紙の上には線の動きとかたちだけがあらわれた。

始まりは自分の見た景色、そこから自分が物語の景色を紙の上で作り上げる。結構楽しいプロセスだ

夕飯後の7時から9時までヌードクロッキーの時間があった。

3分,1分,4分でポーズが変わる

紙を見ないでモデルだけを見る

左手に鉛筆を持って描く

両手を使って描く

20人くらいの生徒たちの鉛筆が紙をこする音だけがしていた。

ひさしぶりに我を忘れてdrawingに没頭した日。

 

 

 

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