草の上に座りたいなぁとおもいながら、
今日はずっと窓のこちら側にいる
畑にたねまきたいなぁとおもいながら
眺めるだけのこの数日,いや,この数週間
展示会前ですから、それどころではないのですから
しかたのないこととわかっていながら
なんだかバランスが崩れている感じ?
植物から離れている感じ?
草花をとってきて部屋で描くのと、
スケッチブックを持っていって地面に膝をついて描くのと
どちらがいいかって、やっぱり外でスケッチするほう
草の湿り気をおしりにかんじながら
とぶ虫が飛んできて、それを払いよけながら、
クマンバチがきたらひゃっと、逃げ惑いながら
ときどきありんこがスケッチブックの紙の上を横断したり
自分が描こうとおもっていた植物のとなりのとなりに
ちこいちこい黄色い小花をみつけて、そっちに夢中になったり。
そういう寄り道があって、それがたのしい。
鉛筆をもってただ草花と向き合う、時間
展示会始まったら、またつくろうっと。
今は絵を仕上げたり、サインを入れたり、額に入れたりする段階です。
あ,こんな絵描いたんだっけ。
とすこしづつ作品が自分から離れていく不思議な感覚。
あんなに毎朝起きては,格闘?していて
あ、ここにひとすじ茎を入れようか、とか
筆を握って息を詰めていたということも
もうすっかり遠い日のようです。
額に入っていっちょまえになったような絵たちを眺めながら
言葉がすぅっと浮上してきてくれたらいいのだけど。
散歩なんてしているどころではないの
だけど
ちょっとだけ、といいながらワイルドストロベリーを摘みに庭を一回り。
ビタミンC びたみんしーとつぶやきながら
これが大きなイチゴだったらなぁ~とおもったりしていたけど、
小さなイチゴを摘むのは小さな人に戻った気分になってきて
ちょっとたのしくなった。
体を縮こまらせながら
たくさん摘んだ。
といっても片手にいっぱい、、ですけど。
ジャムなんかにするほどでないから
大きな口にぽいっと。


