創作のかけら

陶芸家を訪ねたあと、そのまま次の工房へ。

ここは26人のArtistたちが共同でworkshopを構えているところ。個人で工房を持つのはたいへんなことだから、自宅から毎日共同スペースへ通って創作をしているという。

一歩中に入ると、そこはさすがにartの空気がたちこめていた。まず驚いたのはここはいろいろな素材をつかった異種のアーティストたちの住処になっていることに。それぞれに6畳〜8畳くらいの小さなスペースが割り当てられいて そこに彫金、陶芸、もちろん絵画、針金や木工など、すぐ隣で全くちがう作家が机を並べて創作しているのだ。

その日も7、8人の方が制作をしていて、ぞろぞろと訪れた生徒たちにも笑顔で話をきかせてくれた。もう一つ驚いたことは思っていたより年配の作家さんが多いということ。なんとなく若手のアーティストが集まっているところと想像していたのだけど。

白髪の混じる女性のスペースに散らばっているものたちがおもしろかった。

描きかけの絵やエスキース、                            インスピレーションの泉、小枝や石ころ                       白黒の写真や幼い孫?の絵 人体スケッチや銅版画など、、、             そこには創作のかけらが散らばっていて                       そのかけらを煮たり、焼いたり、発酵させたり、ただ放置してみたりして        何かのカタチにつながっていく。

彼女は針金と紙をつかって立体のオブジェを創っていた。              でもきっと展示会で完成作品を鑑賞するよりも                   ここでこのスペースを見られたことのほうがずっとずっと彼女を近く感じられたと思う。

そうなにより大切なのは、創作のかけらに出会えること。

そして、ここボンホルムの自然の中を歩けば あちこちで美しい造形に遭遇する。   原始鉄器時代の地形がそのまま目に見えるところに散らばっているのだ、という。   例えばgranite 花崗岩。 ボンホルムの歴史に詳しい語学の先生OLEによれば 「デンマーク王妃が学生だった頃、考古学の調査で滞在していた」という考古学的にデンマーク唯一のすばらしい地域の一角で。

南の海岸 duedoe 。白い砂浜に散らばるぺたんこの黒い石と流木。

そして凍るつらら。

georgia .

Posted in デンマーク便り
One comment on “創作のかけら
  1. kazuyo より:

    もしかしてふみさん???今頃返信してすみません。さっき気がつきました〜。この間はばったり!新宿の人、人,人。のなかから見つけてくださってありがとう!sうれしかったです。今週末は八ヶ岳来られそうですか?みんな楽しみに待ってます。

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