ちいさな苺つみ

wildstrawberry小さな苺がいっぱい。

夜明けに目が覚めて
じっと庭先をみていたら
ごそごそと動き回る気配
小人たちがふたり
ちいさな苺をひとつずつ 頭にのせて歩いている。
石の上に置いた籠の中へ よいしょ、と
おいしょ、と運んでいる。
「昨日も晴れてたからきょうは赤がいっぱいだぜ」
「ヤッホー」
「ぼく、もう汗かいた」
とおしゃべりしながら
朝の収穫している

 

ふふふ、そんなはずもなく
でもそんなきもちで
小さな小指の爪先ほどの苺を摘む。68粒 豊作。
あつまれば苺づくしのケーキになった。

一週間寝込んでいた自分に快気祝い
こんなことができるの嬉しい。
久しぶりの散歩へ、青麦の穂が揺れるところを見にいこう。

 

針金アートのワークショップをやることになって リハビリに
あたらしいモビールなど創ってみる。
お、なんかハナちゃんをおもいだすなあ。
去年もこんな風に夏みたいにあつかった。
もうすぐ一周忌です。

 

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Posted in 空詩土にっき
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