Juleaften2

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2017/12/24
juleaften当日
朝からJonが腕をふるってキッチンに立っていた日
鴨を仕込んで7時間低音のオーブンでじっくりグリルするとか、で
特製ブラウンソースも作ってる
私は赤いサラダを担当 Paolaの担当はrisalamade、昨日作ったお粥にあわ立てたクリームとバニラシュガー
刻んだたくさんのアーモンドを加えて
クリスマスシェフJonは
小さな時から料理が好きで特にピザにかけては名人だったとか
「いつか子供だけの子供のためのピザ屋さんを開くんだっ」そんな夢を語ってた少年、の
息子のグスタフが父さんの手元をじーっと見てる
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午後14時クリスマスのミサへ行くのはMarianneとPaolaと私の3人だけ
男性陣は無宗教だとか、、でどうぞいってらっしゃいーと
(デンマークの人々のクリスチャン度についてはまた別の折に、、、。)
冷たい雨の降る午後小さな教会にはそれでも老若男女であふれていた
パイプオルガンが後方にあって神父さんの後姿が遠く前方に
大きなクリスマスツリーと聖歌隊は初々しい少女たち

嬉しかったのは少女と再会できたこと
あのクリスマスマーケットに最後のお客様で来てくれた彼女が
すぐ後ろに座っていて、「Hej!あなた、まだデンマークにいたのね!」と
幼くても大人っぽいことを言う彼女が満面の笑みで声をかけてくれた
そう、彼女のお父さん神父さんって言ってたんだ、アラビア語を学んでる神父さん。
「お父さんすごくかっこいいね」「もちろんよ」

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家に戻って
いよいよクリスマスディナーを囲む
And           鴨のロースト
Brunede kartfler   茶色いジャガイモ
white kartfler    蒸したジャガイモ
Grønlangkål      ケール煮
Rødkål      赤キャベツマリネ
Brunsauce Jon特製のブラウンソース
Ris ala mand med kirsebærsauce   アーモンド入りライスポリッジ

7時間グリルした鴨を美しく切り分けて
特製ブラウンソースはデンマークで初めて美味しいと思えたブラウンソースでした、、、、
茶色いジャガイモは小さなジャガイモを茹でてキャラメリゼしたもの
子芋の煮っころがしを少し焦がした感じ?これもクリスマスの時に欠かせないらしい
こんな風に年に一度クリスマスの時だけ食べるメニューがどこの家族の食卓にも揃って並ぶらしい
リスアラマンドが最後の締め アーモンド入りライスポリッジに温めた赤いチェリーのソースをかけて
ホールアーモンドに当たったら幸運の人
大人も子供も真剣に口の中を探って食べて、、、満腹で笑いのひとときでした

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クリスマスツリーの根元には 絵本で見たそのままのように
プレゼントがいつの間にか積まれていて、、、、子供達は待ちきれないよう
満腹な大人たち、少し休憩してからさぁJuletræetの時間ね、と立ち上がる

クリスマスツリーを囲んで手を繋いで歌いながら回って踊る
大人も子供も、次はどの歌?「この歌がいい!」「あなたはどの歌がいい?」と歌って歌って、、、、
それからは夜更けまで ゆっくりみんなでプレゼントを開く
語って飲んで笑って歌っての、お腹の底まで温かな夜でした

絵本の世界は自分たちの手で作れるんだなぁ、と思った夜
美しい毛糸の世界を紡ぐ家族のあったかなクリスマス
tusind tak なんかの歌詞みたいだけど、きっと一生忘れないクリスマス

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