ラースへの贈り物

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2020/12/11

 

今日からはじまります
ラースへの贈り物&GIFT 展
12.12satー12.20sun
ギャラリーnoir/NOKTA  にて
架空の人物ラースへの贈り物 と題した12人の作家のグループ展です

人物ラース
デンマーク人 63歳
髭をはやしている
ペーパーアーチスト
ウイットに富んだ会話
ユーモアのセンス

ラースは架空の人物とされていますが
私にとってラースは

ボンホルム島に住んでいて
有機栽培の日本茶を愛し
ライ麦パンの師匠であり
脚本家でstoryteller
鳥に詳しいペーパーアーチスト
ミュージシャンでもあります

つまりどうしたって友人Larsが存在しているのですから、彼を思い浮かべて作りました
抹茶色の羽をした鳥さんが茶畑を見たくて旅に出る、話。

手紙も添えて

”Kære Lars
今朝も庭を眺めながら日本茶をすすってますか。
庭で採れたフルーツを刻んでskyrをかけて リーネのパンを温めて
バターとチーズとラズベリーのジャム、あのいつもの朝食を食べてるかな
パンくず目当てに来てたあの小鳥さん、今も来てるかな。
八ヶ岳にも窓辺に小鳥さんがたくさんきてます。
今朝は見たことのない小鳥さん、抹茶のような羽の色をして
さっきから水を張った平鉢で水ばかり飲んでます。
抹茶色の鳥を見てたら ラースが茶の木を育てたいって言ってたことを思い出しました。
それでね、茶畑を見たくて旅に出る鳥の話を贈ります
Kærlig hilsen Kazuyo”

p.s.
ラースに教えてもらった通りに、ライ麦の酵母を起こしてライ麦パンを焼きました、うまく焼けたよ。

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架空の人物を思い浮かべて作家の皆さんが贈った作品はどんなだろう
誰かを思い浮かべながら、指先を動かしものを作る 
言葉を綴る
そのうちに何かが身体の奥の方で発光して 
いつのまにか心の内は温かくなってくる
その時間がgiftでもある、なぁ

他にも10点ほどのGIFT作品も展示されます
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参加作家
大島奈王 陶 装身具
郷間夢野 絵 装身具
今井和世 絵
とりことり ニット
中村未来子 草編み
Miwa Usui 版画
堀込和桂  陶
森 有未  樹脂
古森秀夫  絵
柳 弘之  木工
斉藤十郎  陶
渡辺隆之  陶

ギャラリーnoir /NOKTA
伊豆の国市中750ー1
info@renrens.jp

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