2022.7.2
早々に夏到来!
午後になると大きな窓から西陽がたっぷりと降り注ぐ
アトリエにいると汗がポタポタと落ちてくる
まるでひと月超えてしまったような日々でした
午後15時頃には眠さと気だるさが重石のように押し寄せてきて、使い物にならない
そんなわけで朝がますます早くなりました
あ、と
小さな包みを郵便受けに見つけたのはそんな風に眠さにまとわりつかれていた午後のこと
デンマークからだった
「本送るわね」そう言ってたなぁとStineのことを思い出した
デンマークの出版社のBAZTERS&CO
何度かやりとりはしているけれど、まだ会ったことのない彼女から不意にメッセージが届く
前回同様、こういう形で本に使わせていただくことになりました、と唐突に連絡が来た
え、っと驚いて、でも次の瞬間には驚きより嬉しさが募ってくる
本の表紙に絵を使っていただくのは今回で2度目
表紙になったフリチラリアの絵はかなり前に描いたものです。
ノルウェーの作家 Merethe Lindstrømの著書のデンマーク語訳の本
前回に続き同じ作家の2冊目の本である
本のタイトル”Stensamlere” は英語でStone Collectors、石をあつめるひとびと
と言ったところでしょうか。石、というタイトルにフリチラリアの絵はどうしてだろう
そんなぼんやりとした疑問とともに
”ノルウェー西部の小さな村へハマー教授と彼の秘書グルンナー嬢が旅に出ることになった
2人は揃って熱心な石蒐集家だという”とあらすじを読む
この本はノルウェーで2つの賞を獲得したそうで、著者Meretheにとって、画期的な作品となったとしる
まずは読んでみないとね
畑のエルダーフラワーを待って待ってようやく収穫しました
多分一番多く花が咲いていた日。早速ルルの検分です。
デンマークではHyldblomster
夏至の頃にはあちこちの茂みで、大きな木となり溢れるほど白い花が咲いていて
版画工房で友人のキッチンで、ささっと摘んで、
あたりを小さな花だらけにして作っていたことを思い出す
多分日本人の梅ジュースみたいなものかしら、
あ、作ったのね、私作ったのも飲んでみる?
というふうに、皆それぞれが我が家流に作っていたなぁ。