2018-9-24
きのこの森
雨上がり
陶芸家のDortheのお店へ自転車で向かうことに
先日日本の皆さんと工房見学に訪れた時
Dortheがオーブンの中にずらりと並んだ素焼きを
この子たちは来週木曜には焼きあがるの、といっていたから
帰国前にもう一度行きたかった
やっぱり帰り道は雨に降られて
ほぼびしょ濡れに、何もない一本道だから森に入って雨宿りをする
思いのまま歩いて少し明るい森のひらけたところに出たら
若いオークの木々、その周りはふかふかの苔、クランベリーの森
ヒースときのこたち、まるで小人さんの世界
寒いし、雨は止みそうにないし、心細いはずなのに
かじかんだ手で
ブーケを作り始めたらちょっと楽しくなってくる
冷え切った体で部屋に戻る
クランベリーが小さな実を落としてしまう前に、描かなくちゃ
そうしてまた元気が出てくる
きのこがたくさんいたなぁ
今年はずっと乾いていたから無理と思ってたけれど
そろそろカンタレラも出て来てるのかな
前みたいに食べたいねカンタレラ
”østerklitの手前の、森の終わる少し左側に入っていったところ、前にカゴいっぱいに拾ったよ”と
Clemmenが教えてくれたこと 3年前に山盛り収穫したこと
そんな話をしていたら
次の日いってみよう〜、ということになった
きのこは森の入り口からすでにあちこちいっぱいだった
大きなの、赤いの、きっとタマゴタケ、茶色いの、紫の、
カンタレッラを探すつもりだったけど
だんだんなんでも集めたくなって来て
カンタレラらしきを入れた袋と、絵のモデル用のなんでもキノコの袋
「はいどうぞ、僕いらないから」とどちらも差し出され
図鑑を見ながら、調べてみようかな、夕飯にしてみようかな
きのこに詳しい友人は日本に帰国しちゃったし、、なぁ